rhanakirinの日記

スピリチュアルやってます。猫とイケメンが好きなOLの日々思った事を書いて行くブログです。

子宮筋腫の手術

もう10年以上前の話し。

30代前半で子宮筋腫と診断されたとき、やっぱりショックだったなー。

 

そこから少しずつ大きくなっていって、また病院に行ったら、手術しかないと言われた。手術したら会社は1ヶ月は休みが必要かな。場合によっては3ヶ月って人も居る。あ、1ヶ月は誰かに面倒見てもらった方がいい。

 

とか。軽く言ってくれちゃう婦人科の先生に「わたし一人暮らしで。。会社もそんなに休めないです」と言ったけど、子宮筋腫は原因も治療法もみつかってない。その大きさなら手術しかないの一点張り。そんなに大きくしたんだから手術しかない。しないでどうするの?そんな感じ。

それで病院に行くのはやめた。だって何が悪かったのかも教えてくれないし、手術できないと言えば怒られる。

 

わたしの現状として、

・一人暮らし(親は母親のみで田舎にいる)

派遣社員

・生命保険に一切加入していない!(健康保険は入ってますよ普通に)

これで手術受けるのは無理と思う。

まず、面倒見てもらうには田舎に帰らなきゃいけない。

そして派遣なので最短の場合の1ヶ月の休みでも、仕事を辞めなくてはいけない。

 

もし今借りてるマンションを引き払って田舎に帰ったとすれば、手術で軽くなっても独身女性の悲惨な末路が目に浮かぶ。。

そして残っても、仕事復帰は新しい職場になるわけで。。派遣なら仕事探しは難しくなくても、どの程度体が動くのか分からない状態での新しい職場。やっていけるのか、いけないのか分からない。なのに休んでた間の生活費やら手術代やらの支払いもある。

 

無理だ。絶望しかなかったな。あの時(笑)

 

そんなこんなで月日はながれ、筋腫はさらに大きさを増す日々。

40前半にして大きさ的にももう妊婦?くらいで、手術することにしましたよ。

相変わらず独り身で、さらにたった一人の親もかなりの高齢になりました。

でも大丈夫だった。10年前には知らなかった腹腔鏡手術で。

 

筋腫が巨大ゆえ、腹腔鏡(補助)下手術という方で。通常腹腔鏡下なら0.5~1センチの穴?4つで良いところ、そのうちの一つの取り出し口のところが5センチくらいになるというものです。

5日間くらいの入院、座ってするオフィスワークのような仕事なら2週間で職場に復帰できると言う素晴らしさ。

 

2週間くないなら休ませてもらえる所で働いていましたし、有給使えるので収入の心配も転職の心配もなし!しかも別に面倒みてもらう期間の必要もなし!(まあ、これは人によるでしょうけど。。なんでも一人でやるぜ!の私には無問題)

 

私の場合は結局こうなりました。

・火曜日に入院&手術して、土曜日に退院

・退院後に1週間程休んで仕事復帰(2週間お休みもらいました。)

・手術の説明を受ける日と手術の当日の手術が終わるまでの付き添いが必要なので2日だけ、親に出てきてもらった。

【出費】合計約30万円

・手術代約9万円(医療費の限度額適用認定証を出していたので月の限度額)

・四谷メディカルキューブのため入院費約16万円

・親の交通費往復新幹線とホテル代2回分 5万円

 

四谷メディカルキューブを選んだのは評判が良かったのと、巨大な筋腫でも腹腔鏡で対応してくれる所です。他の病院には行ってないので、他でも普通に対応してくれるかもしれませんが(笑)

でも、お高い入院費1泊3万円を払っても看護師さんのクオリティが最高でしたし、良かったです。完全看護なので動けない間の面倒を見たりする付き添いも必要なかったですし、腹腔鏡手術なので、その日の夜には普通食を出されたり(食べる気しないので食べませんでしたが)次の日には自分で歩いてトイレに行ったりできました。

 

子宮筋腫

良いと言われるものを試したり、食べたいものを我慢したり。。いろいろ頑張っても大きくなるばかりで。でも手術は無理で。。病院に行っても助けてはもらえないし、恐怖し続けた10年。

もちろん手術じゃなく治るのが一番だけど、腹腔鏡手術っていう選択肢もあると知ってたらあんなに怖がらなくて良かったのに。そう思って書いてみた。

 

出費の30万円は何か月か掛けて貯めたものだけど、病院代とかクレジットカード払いなので、なんだったら後からリボ払いとかに変更しても利息が掛ったとしても月々払って行く事は全然可能だった。

独り身でも。派遣社員でも。生命保険入ってなくても。いいんだ。

それはどれも悪い事なんかじゃないんだ。

おなごの独身だとたまに世間に責められている気がしてしまう。

ま、実際風当りは強い事もあるけど(笑)

でもだからって自分を責める必要はない。罪悪感も必要ない。

世界はまだまだ私をそのまま進ませてくれている。